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同じ【介護食】を食べているはずなのに・・・感想は三者三様「介護食を試食してみました。(3)」

介護食を試食してみました。(3)

こんにちは、認知症状消失広場です。

【介護食】を知るために、職員で実食してみよう!!

今回は、実際に試食したわが社職員3人の感想をご紹介します。
【介護食】にチャレンジしたのは、小菅さん、石川さん、喜隆さん。

同じ【介護食】を食べているはずなのに、三者三様に感想は違う様子…。
はたして、どんな味と食感だったのでしょうか?

介護食の試食―小菅さん編

介護食を作るところから参加の小菅さん。
フレッシュで素直な反応を期待して、試食してもらいました。小菅さんは、緊張の面持ちです。久保さんが、食事の全介助をしてくれました。

まず、ソフト食にしたカップラーメン。割り箸に麺がクルクルと巻きつけられ、小さな一口サイズで小菅さんの口に運ばれます。
「とろけるような感じで、のど越しが違う。」
ちなみに、食事介助でスプーンを口に運ぶときは、下から運ぶのだそうです。

見た目があまり好評ではなかったお弁当は「結構、美味しい。」とのこと。

「本当に!?」と周囲がざわめきます。

そしてハンバーガー・・・

口に運ばれて「気持ち悪っ!これはちょっと…。」と少し席を外し、戻ってきたら涙目です。

のり巻き。「お寿司、美味しい。」
ご飯は「酢飯ゼリー。酢の感じは残っている。」
サーモン「不味い・・・」

サーモンとハンバーガーはとにかく不味いとの感想。匂いが大きく関係しているみたいです。久保さんいわく、合わせてよいものと悪いものがあると。

すべてを試食し終えてから、「自分で食べてみて。」と久保さんからスプーンを渡された小菅さんですが、テーブルにスプーンを戻してしまいました。自分で食べるとまた味が違うから、と。

「介助されるから食べられるけど、自分からは食べられない。」と小菅さん。

介護食の試食―石川さん編

小菅さんと同じく、介護食を作るところから参加されていた石川さん。
実際に施設運営に携わるため、試食してもらいました。石川さんも、久保さんの食事介助付きです。

のり巻きは「美味しい!!」

お弁当を一口。首を傾げます。…「いまいち、分からない。」
酢飯はというと…「飲み込みづらい…。」
のどにまとわりついてしまうとのこと。

ペースト食の後はとろみ状の飲み物など、水分が多いもので口腔内や咽頭周辺部をきれいにしてあげることで飲み込みやすくなるそうです。
こうした配慮ある介助が大切と久保さんのアドバイス。

続けて、サーモンは…「ひどい…。」
「しょう油があれば、素材の味ではなくしょう油の味で食べられる。」とも。
「これが施設で出る“お刺身”」と久保さん。

ハンバーガーは、「んんん…ハンバーガーと言われれば、という感じ。」

味噌汁は、言葉にならないくらい感覚が違うらしく、美味しくないとのこと。

終始、首を傾げていた石川さんでした。

介護食の試食―喜隆さん編

今度は、作るところを見ていない、また食材の情報も入っていない喜隆さんに食べてもらいます。
介助なしです。とても淡々としています。

ハンバーガー…「ツナサラダでしょうか…?」
サーモン…「味がしませんね。」
酢飯…「酢飯ということは分かります。」
のり巻き…「食べられますね。」
お弁当…「チャーハンのでき損ないのような感じがします。」

実際に介護の現場では、すべて混ぜ合わせて口に運ばれるのだ、と、すべて完食されました。
「毎日だったら飽きるけど、食べようと思えば食べられる。」
「ハンバーガーの味が強く、他のものの味が薄まるので、混ぜても食べられる。」
という感想をいただきました。

ここまでくると、それぞれの反応の違いから「???」
果たして【介護食】は美味しいのか? 不味いのか? 分からなくなってきました。

三者三様の感想とリアクション、いかがだったでしょうか?
次回は橋本さんと清水さんの感想をお伝えします。
どうぞお楽しみに!

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